先日、稽古を始めようと思ったら楽譜がありません。
目ぼしい所を探しても見つからず
すぐに見つかるだろうと高をくくっていたので
無いことに焦りました。
人生「初」です。
いつまで探していても(この間2~3分)
お稽古の時間が無くなってしまうので
代わりの方法を考えました。
お琴を二面、仲よくピッタリ引っ付けて
お弟子さんの楽譜を見せてもらいました
見えるかどうか不安でしたが、
ぼんやりと、なんとか。
細かい楽譜では無理だったでしょう・・・
不幸中の幸い。笑
しかし、楽譜と手元の微妙な距離感・・・
なかなか ピント調節し辛かったです。
そんなこんなで、楽譜紛失事件は事なきを得たのですが、
お弟子さんが帰られてから探したら・・・
あるべき所に ありましたっ!!
さっきは無かったのに
楽譜と楽譜の間に ぴったりと身を潜め、
隠れていました。笑
・・・
反省をば 致しまして
楽譜の管理については、ちょっと甘いところがあったなと。
楽譜は楽譜棚に「あかさたな」で並べているのと、
直ぐ手に取れるように
床の間付近の二か所においています。
この二か所しか置いてないから大丈夫☆
と思っていましたが、そこが盲点でした。
弾いている曲の楽譜だけ出して、
他は棚にしまえばいいのに
昔から私は、それができないのです。
何かの拍子に弾いたり、見たりした楽譜。
お気に入りの曲など
いつでも 手に取って弾けるように、床の間に出して置くのです。
すると どうでしょう
現在進行形の楽譜と、
手元に置いておきたい楽譜が交じりあって
必要な楽譜が直ぐ取り出せない、ってことになります。
今までも そんなことがありました。
家事ではそんな管理はせず、
効率の良さを一番に考えてやっているのに
私の中で、楽譜だけは「特別扱い」なのでした。
「弾きたい」「見たい」「好き」「練習しなくちゃ」「忘れているかも」
なんて思うと
直ぐに弾かないくせに 笑
いろいろ そばに置いておきたいのです。
特に 宮城道雄先生作曲の黄緑色の楽譜が好きです
今回、楽譜が見つからなくて
私の楽譜への執着が明らかになりました。
弾かなくても 出しておきたい。傍に置きたい
楽譜フェチかな?参りました。ナイショにしておいて下さいね。
と、今までの自分を俯瞰して冷静に分析し、
本題に戻りますが
楽譜の管理を見直そう!となりまして
何十年か振りに
楽譜の整理をしました。所要時間 二時間くらいかな
勿論、捨てる楽譜は一冊もありません。
「楽譜フェチ」ですから だから、違うって!
表に出しておくのは なるべく 今使っている楽譜だけにして
あとは楽譜棚にしまいました。
こんなにスッキリ片づけたの ・・・
実は初めてかもしれません。
片づけた後、眺めてみましたが
遠く離れて、また、近くでも
眺めてみましたが ・・・
?
二時間頑張ったにも拘らず
あまり変わっていないかもしれない・・
他の人は、変化に気が付かないかもしれない、と思いました。
え ・・・ ?
でも確かに 整理整頓しましたよ。
きっと使いやすくなった筈。自分に言い聞かせている笑
大切な楽譜だからこそ
なるべく「楽譜フェチ」が出ないように
この状態をキープしたいと思います
2017.12.21
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