琴を弾いていると、だんだん爪輪が消耗していきます。
爪輪の耐久性は練習量にもよりますが、よく稽古する人なら消耗も早く、交換頻度が高くなります。
爪輪は一つ300円位です。お爪がぐらついてきたり、爪輪がやせて外れやすくなったら新調すると良いでしょう。
ここでは、私流の爪輪の交換方法をご紹介します。
爪輪の交換方法
消耗した爪の輪を新品に付け替える方法
1.お爪をぬるま湯に2~3分浸して接着剤や汚れを浮かす。
2.琴爪と爪輪をはがす。
3. 琴爪をスポンジ等で綺麗にしたら、水気をしっかり拭き取りる。
ピカピカ
4.親指・人差し指・中指の爪輪を三つとも交換する場合は
琴爪の減り具合をみて、琴爪を最適な指に入れ替えてもいい。
例えば、親指に使っていたお爪の減りが目だつ場合は
人差し指に使っていたお爪を親指用に、親指に使っていたお爪を人差し指用に入れ替える。(ローテーション)
5.新品の爪輪に琴爪を挿入できる程度にカッターナイフ等でこじ開ける。(開けすぎ注意)
6. お爪を爪輪に差し込んで、左右均一に高さのバランスをとる。
しっかりとお爪を爪輪の底まで差し込む
差し込み方が浅いと、お爪が外れたり、ぐらぐらしたり、爪が長すぎて弾きにくくなります。
しっかり差し込んだら、木工用ボンドで丁寧に接着する。
7. 洗濯ハサミ等で乾くまで固定する。
乾くまで待ったら出来上がり。
爪輪の交換完了☆
以上、私流の爪輪交換方法でした。
※怪我のないよう自己責任で行って下さい。
岡崎市 北本郷町の琴教室
安城・豊田・知立・刈谷からも便利です。
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2020.4.26