琴 焼き付け その①             琴教室 岡崎市

4月 私の演奏用に使っているお琴「碧玉」を焼き付けに出しました

かれこれ20年愛用している琴です

普段の練習には 傷んでしまうので使っていません

本番の1~2カ月前から碧玉で弾きこみます

本当は、いつも弾いていた方が 常に良く鳴るんだと思いますが

三百萬以上する琴なので 早々買い替えるわけにもいきませんから
普段は使わず、演奏時のみ使っているというわけです

練習用と演奏用の琴を使い分けてみえる方は多いと思います

碧玉は会津産の硬い桐を使っているので
久し振りに弾くと すぐには鳴ってくれません

何日か弾きこんで ようやく 本来の音がしてきます

ところが 近年 弾きこんでも 以前のように鳴らなくなっていました

龍甲が全体的に傷んできたせいでしょう
 

琴柱を立てる部分は擦れて 焼き色がはげています


写真では、あまり分かりませんが
琴爪が当たって 穴だらけ 近くで見ると気持ち悪~い

以前、稽古用の琴を焼き付けに出したことがありました。

焼き付け後、 少し音が高くなったように感じましたが
張りのある音が蘇りました

それから、 色は どうしても 焼き付け前より 黒っぽくなります。


そのことを 覚悟した上で

大切な 碧玉を 焼き付けに出しました

今回、琴屋さんが わざわざ会津の琴製造元に焼き付けを依頼してくださいました


後日、写真をアップしますね☆

 

 

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琴爪・柱・糸・メンテナンス

2013.5.8

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