三味線の皮が破れました

無情にも、7月はじめに三味線の皮が破れました。
湿気と暑さで胴の木枠が膨張したようです。

大切にしている三絃なので
弾いた後は、良く磨き、エアコンも日中はかけっ放しにして
部屋の温度が上がらないようにしていたのに破れてしまいました。
皮を強く張ってもらっていたので、木枠の膨張に耐えきれなかったのかなと思います。

それにしても、見事なまでの破れっぷり(笑)
まだ、皮を張ってから1年しか経たないのに…痛い出費です
せめて、2年はもって欲しいですね。

一つ救いなのは、和楽器店に相談したら
丁度、地歌用の厚くて良質の四つ皮があるから張ってあげる
と言ってくださったこと。

最近は温暖化で11月に入っても
皮張の修理で忙しいこともあるそうです。

特に、四つ皮でカン張りの場合、雨が続いたり、暑い日は
三味線の保管部屋をエアコンで一日中「除湿+温度管理」した方が良いかもしれません。

毎日暑いですね!これからもっと暑くなりそうなので、少し暑さが落ち着いてから修理に出そうと思います。

吉崎克彦作曲「箏のステップ」 より【四月】卯月~うづき~
一箏の演奏・動画制作/HN さぴ (画像左)

琴爪・柱・糸・メンテナンス

2025.7.26

TOP