今日で稽古おさめでした。
最後の曲は「八千代獅子」
昨日、私の稽古琴を褒めました。
「このお琴はお琴を始めて最初に買って貰ったお琴だから大切にしています。」
「とてもよく鳴るから 今でも稽古の時はこのお琴で弾きます。」
そう褒めちぎったせいか、
今日は ことさら よく鳴ってくれました。
母は、私が琴を習い始める時に直ぐに買ってくれました。
三味線も習うと同時に買いそろえてくれました。
その時は嬉しいばかりで、よくわからなかったけれど
後々、気が付きました。
自分で楽器を買うようになったら
お琴にも稽古用から演奏用まで色んな造りがあることを。
母は、金口の上角巻を始めから用意してくれました。
もっと安い稽古琴がたくさんあるにも関わらず。
私は、母に対して 感謝の気持ちしかありません。
深く ふかく、感謝しております。
楽器にかかわらず、着物や試験等々
ずっと応援し、支えてくれたお蔭で今があります。
一朝一夕では成し得なかったことです。
そして、今度は 母になった今、子どもにも
できる限りのことをしてあげられるよう心掛けています。
2017.12.29
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