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琴に絹糸を張ることができました

最終更新日:2020/03/11
公開日:2019/07/29

琴に絹糸を張ることができました!

張った感想を述べますと

はっきり言って常盤ゴールド(化繊)より大変でした 。最初の一本目を張る時は、とにかく戸惑いました。
糸締め棒で、締め上げている最中も糸が伸びていくから、強く締め上げることができません。

手ぬぐいで 十分に糸をしごいてから
締め直しても、上手くいかず、無駄に体力だけを消耗しギブアップ
化繊糸とは、まるで性質が違いました。

幾度も締め直しをしていると腕も絹糸もダメになってしまうと考え、日を改めることにしました。

~再チャレンジ~
取り敢えず一回締めて、1~2日放置します。
絹糸が十分伸びてから、再度締め直すことにしました。

 体力的に一度に13本締めることができないので、毎日数本ずつ行うという気の長い作業です。

幸いこの方法で上手くいきました。
最初はどうなることかと焦りました。

腕力があれば、糸が伸びる分も見越して強く締め上げればいいのでしょうけど、私の力では残念ながら無理でした。何とか 無事に締め終えることができてほっとしています。

私は、絃の張り加減を 六本より やや強めで締めています。
例えると 六段の独奏(高調子)も合奏(低調子)も調弦することのできる締め加減です。

琴に絹糸を張ることができました!
絹糸の弾き心地はというと、とてもまろやかです。
長時間弾いても琴爪から受ける衝撃が痛みに変わることはありません。

音も優しく、よく鳴ります。化繊糸とはまるで弾き心地が違います。
押し手も楽です。身体に優しいとは、このことを言うのですね。
ただ、化繊糸と絹糸を交互に弾くことはお勧めできません。
糸の性質が違いすぎるので疲れます。
特に化繊糸に戻った時に疲弊します。

絹糸で弾く時は、化繊糸とはお爪の当て方を変えて、工夫しないと良く鳴らないと思いました。(弾けば音はしますが、絹糸独特の良い音が鳴らないという意味です。)

あれこれ工夫しながら弾くのが面白くて、時間を見つけては稽古していますが、
新糸(新品の糸)なのに40分も弾いたら、画像のとおり、もうけば立ってきてしまいました。


弾き心地がよく、音色が独特で綺麗だから面白くて
色んな曲を稽古していたら、もはや相当バサバサです。

化繊糸では見たことのない光景
 全糸バサバサ状態。(笑)

まだ、張って3日なのに そろそろ全ての糸を送らないと切れそうで危ないです。
こんなに消耗が早くては、通常の稽古に絹糸を使うとなると かなりの手間とコストがかかりますね。

「絹糸」の場合、演奏当日に新糸に張り替えてもらうことの意味がよくわかりました。

今回買い求めた「絹糸」は、和楽器専門の絹糸製造元でWeb購入、太さ 18番、一万二千円でした。
17.5は製造中止になってしまったそうなので、次回は 17番を試してみたいです。その前に、今回 張った絹糸はマイ稽古に使い倒そうと思います。(笑)

琴爪・柱・糸・メンテナンス

2019.7.29

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