ボランティア スピリット とは

私は 今、正直言って

子育て、家事、お稽古 等

自分に関わることで 精一杯、
人様のことまでは、なかなか気がまわりません。

お正月、主人の実家へ 行った時

お父さんが、こう おっしゃいました。

「人の為に 何かをしていると 思うと、力が湧いてくるね。」

私は、コックリうなずきましたが、

内心、(私は どうなんだろう? 自分に関わることで 一杯 々なのではないか・・・)

子育て中だし、琴もやってるし・・・
っ言っちゃえば、それまでなんだけど・・・

なぜ、70代の細い身体から、 その様な力が湧いてくるのか。

お父さんは、 学区の総代を務めて 確か4年目になります。

総代に なってからは、お正月に挨拶に 伺っても いません。

朝から、神社での おつとめがあるそうで

昼過ぎにならないと 戻らないのです。

お父さんが帰らないと、当然、おせち料理に ありつけないわけで・・・

心の何処かで
(お腹が 空いたぁ・・・。 早く 戻って来て くれないかなぁ・・・。)
と 思ってしまう自分が いるのです。(反省)

お父さんは、朝も早くから 寒い中、
人の為に 働いているというのに!

今正月は、 帰宅を待つ間、
兄嫁さんのお昼のまわしを 手伝いながら
子育てや、学校のことを ずっと話していて
あっと いう間に12:30!

(今年は、お腹も空いてないし まだまだ 待てるぞ~!)

と思ったら、お母さんが
「お父さんが、先に食べていて、だって。」と!

申し訳ないと 思いながら
皆で 美味しいおせち料理をガッツキ   いえ! 頂きました

お父さんは、13時頃に戻っていらっしゃいました。(これでも一番に 帰って来たそう)
少し疲れた様子でしたが、顔色も良く、お元気そうでした。

神社は、参拝客でたいそう賑わっていた由。

人の前に立ち、話をするのが 天職のお父さん。

私の前でも、子供達の前でも、主人の前でも
いつだって、そこにいるお父さんは、まるで先生。(孫を とても可愛がってくれます)

嫁に嫁いだ時は、先生が家に いる様で 抵抗ありましたが、今では すっかり馴れました。
(決して 威張っているという意味では ありません。念の為)

しかし、お父さんのボランティア スピリット には、頭が下がります。
4年も 総代を努めるなんて、本当に大変なことだと思います。
しかも、疲れて 帰って来て
「人にために 何かをしていると 思うと、力が湧いてくるね。」とは!

これぞ真のボランティア スピリットではないか そう思いました。

それに比べて、私は 小さいな。

人前に出るのも 嫌だな。(緊張する)

絵本の読み聞かせも、
清水の舞台から飛び降りる様な 気持ちで 引き受けました。

本来、ボランティアは、嫌々引き受けるのではなくて
自ら かって出る ものなんですよね。 (全然できてない私) 

もし、目の前で 倒れている人がいれば
助けよう という強い力が みなぎりますが、
緊急性を要しないことと なると ダメです。

お父さんの様な境地になるには
最低10年は かかりそうです。

まずは、 自分 がしっかりしよう!(まだまだ だ

家庭を守り、
好きな箏の稽古に励み、
お弟子さん達にも、しっかり箏を伝授しよう☆

一日一日、一歩一歩です。

頑張ります!!!

 

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お気に入りの絵本

2012.1.18

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