土曜日の夜、自転車に乗っていました。
国道にさしかかり、運悪く 赤信号に。
車の騒音に交じって、なんか聞こえる・・・
「ミャ~ミャ~」
声のする方に近付くと、子猫でした。
母猫を呼ぶ声。
ずっと、泣いていたのか声はガラガラ。
しかも、子猫がいるのは ディーラーの広い駐車場に止められた車の下
エサも水も無い。
敷地の周りは、交通量が多く、とても危ない。
親ねこも戻ってこなさそうだし、保護しようと
チーズでおびき寄せ、フェンスの隙間から入れた手で
グッと掴みました。(つかまえた)
ところが、予想に反して、ものすごい抵抗。
引っ掻かれそうになるのは、避けたんですが、
子猫をつかんだ その手を
ガブッとやられました。
牙が、指に深くささり、流血。(まずい)
ものすごく痛かった。
すぐに子猫を解放し、血を何度も吸い出して 吐き出しました。
私一人なら、捕獲を とっくにやめていたはず
なのに 子供が・・・
「あの仔は、逃げて嫌がってるから無理だよ。」と言っても
「え~やだ~!」と。
実は、子供の頃、猫をずっと飼っていたので
その習性を十分理解しているはずでした・・・
子供の言うこと、きかなきゃよかった。
子供たちときたら、愛くるしいと思っていた子猫が
捕まえられた途端に豹変して
「ヒャ~!ヒャ~!」ものすごい声をあげて暴れ
あげくの果て、私の指を噛んだので もう ビックリ
流れる血を見て、気持ちは「可哀相」から「憎しみ」に変わったようでした。
家に帰って、傷の手当てをし(強い抗生剤入り軟膏をぬりました)落ちついてから、
子供に言い聞かせました。
「子猫が悪いんじゃないよ。
捕まえちゃ嫌だ!というシグナルを何度も発してるのに
無理に捕まえたから悪いんだよ。
子猫から 寄ってこない限り、無理に捕まえちゃダメだよ。
あの仔は、母猫をずっと待っているんだから、
ママ達が捕まえて、持って帰ったら 二度と 母猫に会えないものね・・・」
「でも、もう母猫は来ないよ。
あそこいたら、死んじゃうよ。」
私も そう思って 捕獲しようとしたんです。
子供達、納得いかない様子でしたが
しょうがないですね・・
今頃 どうしてるかな
2012.6.25
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