長く楽器を教えていると色んな出来事がおこります。
勿論、いい事ばかりではありません。
しかし、先日はとても嬉しいことがありました。
お弟子さんが帰り際に
「家に帰ったら忘れないうちに先生に言われたことを書かないと。
そして、習ったことを忘れないうちに、直ぐ練習しないと。」
と仰って、何かを手にお持ちでした。
何ですか?と伺うと
「お琴ノートです。」
恥ずかしがって遠慮されるのをお願いして見せてもらいました。
中を開いた途端
じ~~~~~~~~~~ん
ときてしまいました。
今まで教えた一曲一曲
私の言ったことが 丁寧に書き留めてあったのです。
ノートには歌詞も書かれていました。
「忘れっぽいし、歌詞が小さくて見にくいので…」
なかなかできることではありません。
人生においては大先輩の方です。
私は、素直に学ぶことの大切さについて改めて考えさせられ
また、その勉強熱心さに、ただただ敬服してしまいました。
襟を正し、初心を忘れず、丁寧な指導を、と誓うことができた嬉しい出来事でした。
レッスン・琴・音色・工夫など, 楽器を弾く心得・ヒント お弟子さんが一生懸命だと私も同じ気持ちになる|これで暫く頑張れる|大切にして貰えると嬉しい|琴三味線教室岡崎市|私もお弟子さんを大切にしたい
2021.7.16