娘のころは、低い声を出すのが苦手でした。
高音は訓練である程度出せるようになっても
低音って、訓練してもなかなか出せません。
力まず、のどを真っ直ぐにして声を出しても
ようやく もれ聞こえるのは
空気の音だけ。笑
ところがここ10年位
声が低くなってきました。
今までより半音は低い声がでます。
筝曲「春の夜」の低音部は若い頃は苦手でしたが
今は気持ちよく唄えます。
他の曲もそうだと思って唄っていました。
歳を重ねるのも悪くないと。
ところがその傲りが無残に打ち砕かれる時やってきました。
曲は「西行桜」
前唄を唄い始めると
あれー??
次から次と低音が襲ってくるのですが
「春の夜」のように気持ちよく唄えないのです。
気持ちいいどころか、気分が悪くなりました。笑
半音声が低くなったところでは
太刀打ちできない低音の「西行桜」
恐るべし
師範昇格のための講習会で お三絃で弾いた時 以来なので
20年は経っていると思いますが・・・
低い声を出すには もっと努力が、
唄うための工夫が必要なようです。
「西行桜」の三絃楽譜 全10枚、20ページに及びます。
譜面台に乗りきらない笑
弾いても弾いても、めくれど めくれど 続く
果てしなーーーーいパタ-ンですが笑
私は好きな曲です
唄の抑揚、歌詞、三絃の節 等々
前唄の長い低音部さえ抜ければ
題名にもマッチしたとても華やかな曲です
低音部に苦しんでいる方、
あまり苦手意識を持たずに弾いてみてくださいね♪
2018.1.10
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