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琴柱 「応龍」の特徴と実際に弾いてみた感想

最終更新日:2020/03/10
公開日:2017/01/22

琴の柱(じ)は、現在、プラスチック製が主流です。
昔は、木製だったり、魚の骨などが使われていたそうです。

私は、演奏用には象牙柱(ぞうげじ)、稽古用にはプラスチック製の琴柱を使っています。
現在 使用しているプラスチック製の琴柱は、一般的な「玉龍」と「白龍」です。また、銘柄不明の古い柱もあります。

この度、以前から気になっていた「応龍」という琴柱をあらたに購入しました。
応龍は、今までのプラスティック柱に改良を加え、振動伝達率を改善することで
余韻の向上を実現した商品だそうです。

重さは「白龍」の1.75倍、玉龍1.3倍
因みに セット販売されている巾柱・小柱・ミニ柱は「玉龍」が入っているそうです。

重いほうがいい音が出るということですね。
足幅は 今までの経験から、細い・太い どちらが優れているとは言えないです。
どちらも一長一短あります。

足幅が細いと、激しい押し手の時に 柱が倒れるリスクが高まります。弾いていたら、いつの間にか柱が傾いていて、ひやっとする時があります。
一方、足幅が広いと 安定はしますが、柱同士が競りやすくなります

さて、発売されて間もない応龍ですが
プラスチックの琴柱としては、お高い、定価10368円
玉龍は 定価5148円ですから、玉龍の倍の価格です。

どんな音色なのだろう?と気にはなっていましたが、近くの楽器店にはなかった為、買わずにいました。
ところが、先日 古い柱が割れてしまったので 思い切って応龍を買ってみることにしました。

いざ購入したいとなると、楽器店でのお取り寄せは時間がかかる為
今回は、大手通販サイト「和楽器市場」を利用しました。
小物類は、こちらで 時々購入しています。

応龍の和楽器市場 WEB価格は 税込み8138円(2020/03/10時点)

数日後、無事 到着しました☆
ダンボールを開けてみると

「白象」と書いてあり、焦りました。


手前にちゃんと「応龍」のシールが貼ってありました。ほっ


足幅が広く、しっかりしています。
では、いつも使用している柱と重さを比べてみましょう

応龍
商品説明通り35gです。


右が「応龍」、左は銘柄不明のうん十年前の琴柱。
応龍は、ごっつい 感じがしますね。

では、稽古に使っているmy kotoに立ててみます☆

新品の柱  おおっ、なんと美しい☆
今まで 使っていた柱は 何十年も前のもので変色しています。
だから、あ・た・ら・し・い・というだけで気分が上がりますねっ♡

さて、お待たせしました。
琴柱 「応龍」の特徴 実際に弾いてみた感想は

実際に「応龍」で弾いた感想をお伝えします。(絃のコンディションは良好です。)

「応龍」は良い音色がします。余韻もきれい。
しかし、音色の好みは人それぞれです。

私の主観でお話すると、手持ちのプラ製柱、数種類の中では「応龍」の音色が一番好みです。

しかし、プラ製と象牙柱を比べると、やはり象牙柱には勝りません。音の伸び・音色・手に伝わる振動etc.どれをとってもです。

不思議ですが、「応龍」は弾いていると
時々、象牙柱に似た感覚があります。

象牙柱に似た感覚になることが、応龍以外のプラ柱が数%とすると
応龍は35%くらいの頻度でしょうか。なんとも微妙な数値ですね。

音の伸びについては、どの柱が際立って良いと言うことができません。

どの柱も音は伸びますが、その音質が微妙に違います。
これは好みの問題になります。

やはり、こればかりは弾き比べてみないとわからないでしょう。
それを言ってはおしまいですが、少しでも参考になれば幸いです。

弾き比べの結果、「応龍」もおすすめできる一品です。
2017/01/22に購入して、三年後の今も、稽古用に大活躍しています。
新調・買い替えを機に 試してみてはいかがでしょうか?

  

琴爪・柱・糸・メンテナンス

2017.1.22

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