本日、宮城ご宗家先生ご主催の
師範の為の講習会を受講してまいりました。
課題曲
箏 「水の変態」本手
講師 牧瀬 裕理子先生
三絃 「尾上の松」
講師 矢崎 明子先生
宮城道雄記念館 別館 : 東京新宿区
今回は、思うように稽古時間がとれず苦労致しました。
特に、難曲「水の変態」は
なかなか納得いくまで
弾き込むことができませんでした。
私なりに、感じることは、
長い時間をかけて
じっくり稽古した曲は
曲の内容が理解でき、
音色に深みがでます。
そして
私なりにですが、
稽古中
曲に命が入ったような
瞬間を感じることがあるのです。
その瞬間というのは
筆舌に尽くしがたいのですが
「水の変態」は、
そこまでいきませんでした。
唄もなかなか満足できず…
もっと 勉強しなくては!
まだまだです。
一生をかけて じっくり取り組むべき
課題曲ですね。
講習会について
ご宗家先生の演奏は
本当にすばらしく圧倒されてしまいました。
指使い、爪音・・・
真似ることは
とても難しいのですが
少しでも吸収しなくては!と
目と耳ばかりになって拝見させて頂きました。
勉強になることばかりの午前の講習会は、
あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
午後の三絃
「尾上の松」に関する
宮城道雄先生のエピソードを
矢崎先生から、伺うことができました。
それから
前回、お隣・前後の方と近かったせいか
自分の音色が良くわからなかったのですが、
今回は、なんだか自分の音がすごく聞こえました。
だから、ツボが合わせやすかったです。
とはいえ、
「尾上の松」も 難しい曲です。
唄も、低音部は
十分な声量がでません。
そして、めでたく歌うことのむずかしさ。
発声・発音を もっと勉強しなくては!
反省することばかりでした
ただ、2時間弾いても、三絃の糸が
切れなかったのは せめてもの救いでした。
(前回は、ブチッといきました)
嬉しかったこと
前回ご一緒した師範の方々に
また、お会いできたことです!
皆さん、しっかりお稽古に励んでみえました。
横浜の方
三重の方
北海道の方
最後に「来年も参加しましょうね!」と声を掛け合ってお別れしました。
また、参加出来るよう私も頑張りたいと思います。
最後に
快く講習会に行かせてくれた主人に感謝致します。
せっかくの休日に 色々と協力してくれました。
三味線が重かろうと、早朝に駅まで送ってくれ、
不慣れな家事の手伝い。
夜は、皆で駅に迎えに来てくれました。(モコも一緒に)
家に帰ると驚きです
お願いもしないのに、洗濯物が畳んでありました!
食器も洗ってありました!
正直、腰ぬかしそうでした!
できるんじゃん!!
いえいえ。本当にありがとうございます!
「感謝と反省」の一日が、無事終わりました。
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2011.10.13
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