ながらの春

我が家の楽譜棚を覗き込むと、

久方振りお目にかかる 楽譜多数。笑(笑っている場合では、無いですね)

その中に「ながらの春」が ありました。

懐かしい。

唄がお気に入りです。

弾いてみると、箏の旋律も美しい曲でした。

何年ぶりに 弾くのだろう?
覚書をみると
20年ぶりでした。 

筝曲 「ながらの春」 

三絃 菊岡 検 校 作曲 (1800年代)
箏   八重崎 検校 移調


  歌 詞 

賑ふや 春の朝たつ 霞ばれ

志賀の都は 荒れにしを
ながらの山の 山櫻
昔を今ぞ 思ふなる
花の盛りも 一様に
四方(よも)の眺めは つきせじと
高観音の庭櫻 向ふ遥に三上山

・・・略・・・

風に つれだち散る櫻
さくら さくらに 送られて
唄ふて 帰る 櫻人びと

箏  半雲井調子
    平調子
三絃 初、三下がり
    中、本調子
    後、二上がり

 

 

 .

筝曲紹介

2012.2.23

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