ツツジの花が色鮮やかな季節です。
ツツジの花…
子どもの頃、よく花の蜜を吸ってました。
時々、ハチが入っていたりして驚きました(笑)
さて、今日は「最近の…」シリーズ その二
こんなこと、書いて良いのでしょうか?(笑)
今日は、音楽講師の本音をソフトタッチで書こうと思います。(”本音”って…自分でも…なんだか怖い…笑 )
「最近、YouTubeとかの演奏動画みて、この曲が弾きたいって習いに来る人が多いの」
と、洋楽器の先生が、少し困ったように言いました。
私はもう、この一言で先生が何を困っているのか、容易に想像できました。
洋楽器の先生が何を困っているかというと
”直ぐ弾けるようになる”と勘違いしているからです。
すぐに弾けるようにはならないのに。
上手い人は、いとも簡単そうに 難曲を弾きますね。
だから、プロの演奏動画を見ると、素人には簡単に見えることもあるみたいです。
で、先生は、一体どう対処しているのでしょうか?
はっきり、こうおっしゃるそうです。
その曲は、弾けません。〇〇は難しい楽器です。
でも、少しづつ基礎を積み重ねていけば、だんだんと上手くなっていきます。
頑張って、練習していきましょう♪
なぜ、はっきり”弾けない”と伝えるかというと
「簡単に弾けそうだ」という誤解を正してもらうためと
その曲が全然弾けないと、自分に才能が無いと思ってしまうからだそうです。
演奏動画を見て、簡単に弾けると思って習いに来る人は、長続きしないそうです。
だから、はじめに、楽器は、習得に時間がかかるから、楽しみながら練習を頑張りましょう♪と伝えるそうです。
私は、とても勉強になりました。ジャンルは違っても、話をしていると共通する点が多いです。
何事も憧れを持つことは大切です。
でも、うわ部だけでなく、恐れず、相手を思って、楽器との付き合い方を伝えることも、講師の役目なのだと考えさせられました。
宮城のトップの先生が動画を上げていらっしゃいます。
本当に素晴らしいプロの演奏です。
あの様に弾けるようになるためには
どのような血のにじむご努力をされたことか…
いま、流行りの曲を琴で…ってよく聞きます。
プロのステキな演奏動画
でも、その奏者がいったい何年琴を弾いているか調べてみたことありますか?
何年、先生に師事して稽古してきたかを。
楽器を弾けるようになると、本当に楽しいです♪
一方で
努力や忍耐が必要な面もあります。
楽器の習得には、努力や忍耐など地道な努力も合わせて
長く付き合い、楽しんで欲しいと思います。
せっかくの趣味を長く続けるためのコツは…
365日、弾きたい時ばかりではないと思います。
それ故
”弾きたくない時は、弾かなくたっていい”
”無理をしない”
それが長続きするコツです。
楽しんでください♪
レッスン・琴・音色・工夫など 楽器を弾く心得|洋楽器の先生の言葉|講師の本音
2021.4.24