筝曲 「夕 顔」
三絃 菊 岡 検校(1792~1847) 作曲
箏 八重崎 検校(177?~1848) 手付
ー歌詞ー
住むや誰 訪ひてやみんと たそがれに
寄する車の音信(おとづれ)も
たえて ゆかしき中垣の すきま求めて垣間見や
かざす扇にたきしめし 空だきものの ほのぼのと
ぬしは白露光をそへて いとど はえある夕顔の
花に結びし仮寝の夢も さめて身にしむ夜半の風
良い唄ですね。
歌詞は、源氏物語の「夕顔」をうたったものです。(作詞者 不明)
初めて習ったのが、十代はじめ。
これまで幾度も弾き重ねました。
何度弾いても飽きません。
十代の頃とは違った、深みのある大人の表現をしたいものです。
想像力を膨らませてうたいましょう。
私のキーに合っているので、気持ちよく歌える曲です。
お料理しながら口ずさんでしまう曲の一つ。
地歌うたいながらお料理してるのは、私くらいでしょうか
三絃と合わせたりしたいっとおしゃっていました。
「 秋空に 夕顔の唄 響きゆく 」
2012.11.6
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