三絃は駒によって、音色がとても変わります♪
駒にはその材質によって三種類あります。
これは鉛駒、お稽古用に使い値段も安価です。
私が子どもの頃使っていたもの。
鉛がデコボコしているのは、浮いてきたのを
先生が何かで(良く覚えていませんが)ガンガンたたいて埋め込みました
くれぐれも皆さんは真似しないでくださいね。
鉛駒はやはりお稽古用に使うだけあって、
音色や響きがよくありませんので
この駒は使っていません。
次は銀駒です。その名の通り、水牛の角に銀が埋め込まれています。
鉛駒に比べ、音色はよくなります。
太く、どっしりした音の印象を持っています。
最後に、金駒です。k18が埋め込まれています。
金駒が一番良く響き、繊細な音色がします。
良く響くということは、荒も目立つということ。
スリやツボも よく聞きとれます。
わたしは金駒が一番のお気に入りで、
お稽古の時も金駒で弾いています。
弾き比べるとその音色の違いに驚かれると思います。
鉛駒と金駒の音の格差はかなりものです。
最近は 駒もお高くなりました。
仕入れ等の関係で多少の変動はあるそうですが、
金駒ですと K18は55,000円~、K24だと68000円くらいするようです。
一生ものですから、納得のいく駒を揃えたいものです。
2014.8.20
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