【さらし風手事】をクリスマスバージョンで♪

宮城道雄作曲【さらし風手事】のリモート合奏稽古⑤~最後までをXmasバージョンでお届けします。

高音箏(お弟子さん)→低音箏(私)の順に撮っています。
今回の動画編集は、使いやすく・機能性に優れたiPadのお陰で、複雑な編集がいつも(スマホで行う)より格段にやりやすかったです。ボロボロの楽譜を整理する為に買ったiPad、本来の目的は(読み取り作業が面倒なため)果たせていませんが、録音・録画・動画編集・合奏にも好で思い切って購入して正解だった今年一番のアイテムです☆


1年近く【さらし】を弾いて…これで一区切りかと思うと、少し寂しいですね…
なんて… 実は、まだまだ【さらし】は続きます(笑) 弾きたい人続出? 家族も大好きで弾いています。

高音箏は手が細かく、リズムも複雑ですが、どこか古典の要素もあって、工夫してお稽古すれば腕の上がる曲です。まだこの曲を習うことのできるレベルでない方は、無理して弾かない方が良いでしょう。曲の順番は大切です。

動画に参加されたお弟子さんは、リモートレッスンで長く続けられている方です。
【さらし】では、コツコツ練習を重ねられましたが、なかなか思うように弾けず歯がゆい時期もあったと思います。よく1年辛抱されました。
このレベルの曲をリモート合奏稽古として動画紹介しようとするとお弟子さんにとっては、負担かもしれません。
低音箏からお稽古し、暗譜されました。せっかく暗譜で動画を撮影してくださったのに、ノイズと画質の悪さで不採用になったのは残念でした。
高音箏では、思いのほか細かい手の弾きにくさ・爪の使い方等に苦戦され、腱鞘炎になったり、弱音をはかれることもありました。しかし、決して投げ出さず、無事この日を迎えることができました。
奇跡的に止まらずに弾けたとおっしゃった二つの音源のうち、一つを採用しました。
ご本人はまだ納得の演奏ではありませんが、この辺で纏めます。
何でも急にできるものではありません。急にできてしまったら、喜びも一度っきり。地道に続けていれば少しづつできることが増えていきます。その過程を楽しむことも和楽器を学ぶ醍醐味なのかぁと思います。

私は、いつも お弟子さんに楽しんでお稽古して頂きたいのですが、今回は大変そうでした!(笑) 次回からは、もっと気軽に参加して頂こうと思います(笑)

お箏の音色・さらしの節、楽しんで頂けたら幸いです。

オンラインレッスン, レッスン・琴・音色・工夫など, 講師演奏・お稽古動画など

2022.12.15

TOP