筝曲 六段の調 ~四段~ お稽古風景 / 概略
今日は雪の降る寒い日になりました。今シーズンは雪が多いですね…
新年の録画はじめは 「六段の調」
今も根強い人気の古典曲です。
お琴を弾く人なら知らないと恥ずかしいでしょうか?
四段目の合奏稽古
のんびりお正月ボケか… 緊張なのか…
録画が始まるとミスが続くという …「あるある」ですね。
お家では良く弾けているのに、なぜか教室では…。
これも「あるある」(笑)
練習通りに弾けるなら苦労しないですよね。私も同じです(笑)
少し休憩して、楽しいお話を聞かせてもらって 仕切り直したら
ぽんぽんとノーミスで弾かれました。その中のベストを選んでもらっています。
お正月早々の緊張と…あと五・六と二段残っていますので
負担ではないか伺ったら、大丈夫なそうです☆
お忙しい中で… そのメンタルを見習いたいです!
六段は奥深い曲です。
何度弾いても、満足な演奏はできませんが
尽きせぬ探求が面白くて飽きないのが魅力です。
「六段の調」ほっこりして頂けたら嬉しいです。
~ 概 略 ~
「六段の調」は、筝曲の中では「段物」と呼ばれ、その代表曲。
近世箏曲の始祖、八橋検校(やつはし けんぎょう 慶長19年(1614年)~ 貞享2年(1685年))の作曲といわれている。(作者不明説もある。)
調絃は平調子。
各段が52拍子(104拍・初段のみ54拍子)で、六つの段によって構成されている。
多くの地歌曲とは異なり、歌を伴わない純器楽曲である。
「千鳥の曲」と並んで、江戸時代の箏曲を代表する曲の一つ。
また、現代においても大変人気の高い曲で、学校教育の観賞用教材としても採用されている。
本来は箏の独奏曲であるが、のちに合奏用として箏の替手「雲井六段」、三絃、加えて尺八などでも手付けがなされて、箏の二重奏や、三曲での合奏など、様々な合奏編成で演奏される。
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2022.1.6