琴の糸替えをするタイミング
「糸替え」とは、琴の絃を新糸に張り替えることです。
絃は弾くことで少しづつ劣化します。
また、弾かずにしまった状態でも、経年とともに劣化し、音が悪くなります。
糸替えをすることで美しい音色へ蘇ります。
糸替えのタイミングには幾つかの目安があります。
琴の糸を張り替える目安
・糸を張って一年未満でも、擦れてボサボサしている。
・音にハリ・伸び・力等が無くなった
・糸を張ってから年月が経ち、色が黄ばんで変色したり、劣化している。
・演奏会などの前に張り替える教室もあります。
ご自分で「糸替え」が必要かどうか迷う時は、琴店や習ってみえるお師匠さんに伺ってくださいね。
前述の通り「糸替え」とは新糸に張り替えることですが
「糸送り」とは何でしょう?
糸送りとは、お爪が当たって消耗したを部分を切り捨て、糸を送って張り直すことです。糸送りは、比較的新しい糸の時に施すことができます。
また、費用が糸締めにかかる作業代のみになりますので、メンテナンス費用を抑えることができます。
糸送りができる糸の状態かどうかは、お琴店に確認してくださいね。
琴爪・柱・糸・メンテナンス
岡崎市|琴|琴教室|糸交換|糸替え
2020.2.28
全国すべての公立小中高休校へ
というニュースが夕方、飛び込んできました。
政府の新型コロナウイルスへの対策が後手になっていると批判を受けている中、この思い切った策には正直驚きました。本当に実現できるのでしょうか?
安倍首相は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために全国すべての小中高校や特別支援学校を週明けの3月2日(月)から春休みまで休校とするよう要請すると表明したのです。
ここ1~2週間の爆発的な流行を抑える目的があるのではないかと思います。
しかし、国内の対策をいくらとっても、中国からの渡航客を止めないかぎりウイルスは入ってきますから疑問の残るところです。
それから、共働きの家庭では、いきなり「学校休校」と言われても困るでしょうね。
我が家は、もう、子どもが大きいので負担はありませんが、
毎日、朝から夕・晩まで、小学生のお子さんだけで家にお留守番です。
少なくとも1カ月もの長い間、子ども達は家で大人しく してくれるでしょうか?
このご時世、小さいお子さんなら、一日中、家で一人ぼっちというのは心配ですし、
中学生以上にもなると、娯楽施設に遊びに行ってしまったら、まずいですね。
学校を休校にするなら、子どもたちがその間、どのように過ごすべきかも
決めて欲しいですし、子どもたちに決められたことを守る重要性を大人は教えないといけないと思います。
また、臨時休校になって、子どもが給食を食べられないということは、お母さんたちは、子どものお昼ご飯の心配もしなくてはいけません。しわ寄せが家庭にきてしまって、大変だと思います。
家庭にも教育現場にも負担を強いて、混乱を招くのなら、確実に有効な対策であって欲しいと願います。
3月2日から
「全国すべての公立小中高休校」というニュース
企業は?塾はどうなるの?と様々な疑問が湧いてきます。難しい問題だと思いますが、とにかく 一日も早く収束することを祈ります!
未分類
2020.2.27
今日は「楫枕」を琴と三絃で合奏稽古しました。

一人でお稽古している時は、弾けているつもりでも、
いざ、違うパートと合奏すると …
間が保てなかったり、唄の音程が怪しくなったり、
音量のバランスが良くなかったり
色々と考えることが多く、とても勉強になると思います。

それにしても、琴と三絃の相性は抜群です。
それぞれに美しい和の音色が 融合するわけですから当然ですが、
その美しいハーモニーに幾度も心が揺れました。

「静」の間や、緊張感
「動」の躍動感
は古典の醍醐味であり、難しさでもあります。
それらを表現できるようになることが理想です。
古典は奥が深く、とても魅力的です♡

レッスン・琴・音色・工夫など
2020.2.23