真冬に注意すべきこと。お三味線の皮が破れてしまう原因と対策
みなさんの大切なお三味線
お稽古しようと思って出したら皮が破れていた時の衝撃といったらないですよね(笑)
皮を張り替える出費もさることながら、大事なお三味線を修理に出すと自分の楽器で稽古できないから何だか気分ものらないものです。
私は昨冬、自分のミスでお三味線の皮を破ってしまいました。
気をつければ防げるものでしたので、その原因と対策をお伝えします。
昨冬は、暖房の効いた部屋で、キンキンに冷えたお三味線をハードケースから出してしまった為、縮んでいた皮が急に伸びてバリンと破れてしまいました。
これから寒さが厳しくなります。冷え切ったお三味線を、いきなりポッカポッカの部屋に出すのはやめましょう。室温の変化は緩やかになるよう心掛け、皮の破れを予防しましょう。
下の動画は、宮城道雄先生作曲の都踊を弾いています。
楽器あるあるシリーズ, 琴爪・柱・糸・メンテナンス 三味線の皮が破れない為の工夫|冬の三味線対策|動画の最後に少し皮をめくっていますが、めくり取ることはしないでください鉢合わせがズレます|岡崎市お三味線教室|岡崎市お琴教室
2022.11.18